日記

2023-01-04 10:17:00

どんな一年に?

みなさま、年末年始どのようにお過ごしになられましたでしょうか?

年末の天気予報では年始は大荒れとのことでしたが、ここ札幌では良いほうに外れて穏やかでしたね。

私は結局今年も普段やり残した仕事を片付けるという開院以来変わらぬ年末年始となりました。

ただ鬼嫁が12/31にギックリ腰になり(普段の所業が悪いためバチがあたったのだろうwww)と思ったのも束の間、靴下を自分ではけないというのでいつも以上の下僕感を味わうこととなりました(私に日の出がくるのはいつなのか?)

 

それはそうと一年の目標を年始にどうしても立てたくなるのは昭和男子の悲しい性。

「人生の先輩を敬い、学び、寄り添う」公私ともに。これが今年の抱負。

この年齢になったからこその抱負なのかもね。

最近「老害」なんて言葉もあったりするけど、「ちょっと待った!!」

生まれてきた以上、皆老いることを忘れてないかい?

年配者を「お荷物」みたいな言い方をする人がいるけど、おかしくないかい?

物価高騰時に年金減らす?そんな国って変じゃないかい?

我が国の税金と社会保険料の負担額を考えれば、控えめに言って年金は少なすぎる。

高負担、低保障の国だヽ(`Д´)ノプンプン

今の年金受給者の多くは業種問わず今でいうブラックな環境で働いてきた猛烈社員だ。家庭を顧みる暇もなく、身体に鞭を打って朝から晩まで働いてきた。

サービス残業が当たり前だったし、土曜日も休みではなかったし。

有給なんて口にもできなかった時代。

そんなんが当たり前田のクラッカーだった時代。

子育て世代への助成なんかほとんどなかった時代。

決してその状況が良いとも正しいとも思わないけれども、現実としてそうだったということ。

マスコミでは昭和は景気が良くて給料もどんどん上がって・・・なんて良いところばかりかき集めて報道するけど、その裏には現代とはまるで違う社会が存在していたんだよね。もちろん、戦争もあったしね。

国の発展に人生を捧げてきた世代なんだよね、今の高齢者って。

そういうことに気付くのも人生の折り返し地点が過ぎてから。

そう自分が高齢者予備軍になったとき。まさに今だな・・・

 

当院には人生の大先輩のシニア世代の方が多く来院されます。

今は亡き祖父母の姿や後期高齢者の親の姿、そして将来の自分の姿を重ねています。

同世代の方の来院も多く同じ世代を生きてきた仲間と勝手な親近感を持っています。

そう多くはない?若い世代の方からは、刺激と元気をもらっています。

診療を通して日々多くの気づきや学びの機会を患者様からいただいている・・・

 

 

「子供叱るな、我が来た道じゃ。年寄笑うな、我が行く道じゃ。」

(そしてそして声を大にして言いたい、言いた過ぎる「夫怒鳴るな、己の選択」でも文字は小さくか細くw)