日記
「疲れる」ということ
それにしてもすっかり寒くなりましたね。
こう寒くなると自律神経のバランスを崩している方も多いのではないでしょうか?
日々のちょっとした工夫で健康維持をしていきたいものですね。
健康番組やネットで健康情報が手に入れやすくなってきたため、健康のために「何か」をしている方は多いようです。
特に40代を過ぎると「疲れ」というものの存在を意識するようになります。
若いころはその日疲れても一晩寝ると元通りの身体に簡単にもどってしまう。
しかし歳を重ねるごとに何日も「疲れ」と付き合わなくてはいけなくなってきます。
「疲れが抜けない」「疲れがとれない」という現象です。
楽しかった旅行から帰ってきた後は決まって「疲れ」との闘いです。
じゃあ、この疲れの正体って???
ひとことでいうと身体の不調を知らせる警報かな?
では、身体の疲れる仕組みって?
① 筋肉・臓器・脳 これらが限界以上に活動し続ける。
するとそこの細胞が活動に伴うエネルギー消費で発生する活性酸素によって傷つく。
そのとき細胞の破壊で作り出される疲労物質が血液を通って脳に届き「疲労感」という全身への警告を発信する。
②「疲労感」のメッセージは全身の活動を低下させ、筋肉・臓器・脳におけるエネルギー消費を抑制する。
同時に疲労回復物質が作られ疲労物質を除去し「疲れがとれた」と感じる。
「疲労感」というメッセージに耳を傾けず頑張り続けると興奮物質のアドレナリンや
ステロイドホルモンで覆い隠され、回復不能な倦怠感や病気の発症につながっていくのだろう。
そうなってから病院に行くより、普段から自分の身体と向き合い、「疲労感」というメッセージに耳を貸し、無理せずゆったりまったり過ごす時間を持つ。
あたりまえだけどそれがなかなか出来ない現代社会。
「カラダあっての物種」・・・
こんな言葉を聞くことも最近ではめっきり減った。
今風に言うと?
「何より健康が大事じゃね?」って感じかな。
みなさん、ぜひ「自分の身体に耳を貸し、メッセージを受け取ってください。」
そのメッセージが「悲鳴」や「叫び」に代わる前に対処してくださいね。
って、自分に言い聞かせているんですけどねw
みなさまくれぐれも風邪などお召しになりませんように。