日記
その場しのぎにならないために
何だか北海道らしからぬ空模様の今日この頃、みなさまいかがお過ごしでしょうか?
気温は低く湿度が高い、いやな天気ですよね。
家庭菜園が趣味の私は、日照不足で野菜の生育が心配です。
それはそうと最近「歯茎の腫れ」や「口内炎が次々とできる」という方が増えております。
「歯茎が腫れた」「口内炎ができた」「歯周病がなかなか改善しない」
そんな方には共通点があります。
どんな共通点?
それは「症状が出た時だけ、気にする・慌てる」「特効薬がないか探している」
「すぐに治療して結果をだしてくれる医院を探す」
そして「免疫力が低下している」
こんな感じでしょうか?
もちろん、症状が出たときは気になるでしょうし、慌てるでしょう。
特効薬を探すでしょうし、瞬時に治してくれる医院を探すでしょう。
その気持ちもわかります。
ただ、急性症状を抑えるためにお薬を使ったり、処置をしたりしますが、しょせん対処療法です。
一時的に良くなりますが、また再発します。
「じゃあ一体どうしろと?」という声が聞こえてきそうですね。
今日はそのどうしろと?にお答えしていこうと思います。
①生活習慣・食習慣の改善 これは慢性疾患には絶対条件で、これを抜きにどんなに
効果的な治療を施そうが、良い薬を使おうが効果は一時
的といってよいと思います。
寝不足、過労、運動不足、暴飲暴食、
ジャンクフードの摂りすぎ、糖分の摂りすぎ、
薬の飲みすぎ???等
悪しき習慣を正さなければ根治はないということです。
バランスの良い食事、適度な運動、十分な睡眠など
小学校の夏休みに学校の先生に言われたようなことをも
う一度意識してみてはいかがでしょうか?
②口腔セルフケアの徹底 歯磨きは皆さん食後にしているとは思いますが、朝食前
の歯ブラシをぜひ習慣にしてほしいと思います。
なぜなら就寝中に口腔内細菌が増えまくってるため、
そのまま朝ごはんを食べてしまうと・・・
菌ちゃん御一行様も一緒にごっくんしてしまうからです。
不気味ですよね???
それともう一つ「正しく歯ブラシできているか?」です。
力づくでガシガシやって磨いた気になっている方、意外
と多いんですよね。
磨き残しのないように磨くテクニックを身に着けること
と、歯ブラシとプラスアルファの補助用具を用いる
ことをお勧めします。
③定期検診を受ける 自分でいくら気を付けて歯ブラシしていても、歯石が
付着してしまうことはよくあることです。
決してサボっているわけではないのですが、歯並びの乱
れているところや唾液の成分、ポケットの深いところが
あったりでやむを得ないことなのです。
そこのケアをプロである我々に頼ってください。
ご自身で気づいていない気づきがあるかもしれませんよ
(^^♪
④腸内環境を整える 腸内細菌叢のバランスを整える。
これは、①・②をクリアしている方が意識すべきことかも
しれませんし、逆にここを意識すること
で①・②を改善できるかもしれません。
これについてはえらい長くなりそうなので、次の回で。